さまざまな文化が交差する吉祥寺ならではのコーヒースタンド。「andoh coffee」

昼と夜で表情が変わる。
コーヒーとタコスがクロスオーバーする空間。

たくさんのライブハウスや古着屋が立ち並び、映画好きや読者家などからも愛され続け、独自のカルチャーを発信し続ける街、吉祥寺。

そんなさまざまな文化がクロスオーバーする吉祥寺の駅から徒歩2分、ひと休みがてら寄ってみたくなるコーヒースタンドがここ「andoh coffee」。

andoh coffeeは、自家焙煎豆の販売と丁寧に淹れられたドリップコーヒーを主に提供している。
朝の8:30から営業しているので、働く前に美味しいドリップコーヒーでひと息つけるのも嬉しいポイントだ。
マイボトル持参で割引もあるので、吉祥寺を拠点に生活をしている人にはぜひオススメしたい。

この店舗は、昼間はコーヒー屋さん、夕方からはタコス屋さんとして営業しており、1つの場所で昼と夜の顔が違うのも面白い。

店の前に座れるスペースもあるが、店内で飲食も可能。
コーヒーを飲みながら、タコス屋さんならではの楽しい雰囲気を味わえる。

冷蔵庫に貼られたカラフルなステッカーや、ポップなラベルのお酒。
そんな空間に自家焙煎豆ならではの上質な香りが広がる。

一見、相反するようにも思えるが、さまざまなカルチャーが交差する吉祥寺だからこそ、こういった雰囲気がとても心地良い。

昼はここでコーヒーを飲み、井の頭公園を散歩したりして、夜はタコスを食べにまたここに帰ってくる。
休日をそんな予定で彩れたら、最高の気分になれるに違いない。

シェアロースターを用い、焙煎は自身の手で。

andoh coffeeのコーヒー豆は、シェアロースターを利用して自身の手で焙煎している。
小さい店舗で焙煎機が置けなくても、そういったサービスを通すことで、andoh coffeeの安藤さんが提供したい味を表現できるのだ。

時間をかけて丁寧に取り組んでいる安藤さんが焙煎した豆は浅煎りから中煎りが中心。
豆それぞれの個性が引き立つことを心がけて焙煎している。

コーヒーはハンドドリップ、ラテはエアロプレス。
今ある環境で最高のモノを追求するのがandoh coffeeの魅力かもしれない。

安藤さんにオススメを聞くと、「本日のコーヒー」を勧めてくれた。
本日のコーヒーは、その日の飲み頃のラインナップからセレクトしてコーヒーを淹れてくれるメニューで、この日はブラジルの豆。
ナッツのような風味を感じながらもフルーティーな味わいも楽しめる1杯。

andoh coffeeの外観が描かれたカップも、可愛らしくて目を引く。
この絵はイラストが得意なお客さんにお願いして描いていただいたそう。
自転車でお店まで来る安藤さんのリクエストで、自転車の絵を追加してくれたことも教えてくれた。
飲みながら絵を見ているとホッコリしてしまう。

“吉祥寺感”のある店主とお客さん

住みたい街ランキングで常に上位にいる印象の吉祥寺は、人々の活気で溢れている。
働く人、遊びに来た人、ここで暮らしている人と、この街に来る理由はさまざま。

そんなさまざまな人たちがホッとひと息つきたい時に、ここを訪れるのだろう。

「安藤さん、そうそうこの前!」と、コーヒーを淹れながら世間話に花が咲いていた。
家庭の事や仕事の事、なんて事のない話まで、andoh coffeeの安藤さんに共有するのが、この街での1つの息の抜き方。

そんな聞き上手な安藤さんは、SHIPYARDSというメロディックバンドでベースを弾いているそうだ。

バンドをやっている繋がりからコーヒーを飲みに来る人もいて、店内で音楽を聴きながらコーヒーを楽しんだりもするそう。
音楽好きな人はぜひ コーヒー&音楽話を楽しみに、遊びに行ってみてもらいたい。

andoh coffeeのオリジナルTシャツも製作・販売していて、そういったアプローチもバンドマンらしくて面白い。

エプロンに施されたシルクスクリーンプリントも、バンド仲間で繋がった人に刷ってもらったそう。
独自のパイプで面白いことを次々にやってみる。
コーヒーだけでなく、そんな姿勢からも刺激をもらえる。

コーヒーに対し、どんな思いを持って提供しているか尋ねるとこう返ってきた。

「日常的に楽しめるコーヒーを目指しつつも、そこに驚きと感動があるような1杯を提供していきたいなと思ってます。

あんまりコーヒーを飲まない人ももちろんウェルカムですし、ここで流す音楽や会話をきっかけに、コーヒーへの興味を引き出せたら嬉しいですね。

いずれは自分のハコもしっかり構えて、焙煎機も入れて、今よりも濃いコーヒーカルチャーを発信できれば良いなと思うので、チャレンジしていきます。」

 
店内に流れるバンドサウンドと吉祥寺の街から聞こえる賑やかな声、そしてコーヒーの香り。
さまざまな文化が交差するこの街だからこそ流れる時間が、andoh coffeeにはある。
住所東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目1−5
営業時間火曜〜日曜:8:30~17:00
定休日:月曜
電話番号
テイクアウト
WiFi・電源無・無
駐車場
席数外:約4席 / 中:約2席
ホームページのURLhttps://andohcoffee.stores.jp
インスタアカウントhttps://www.instagram.com/andohcoffee/